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プリザーブドフラワーについて

プリザーブドフラワーには茎がついてないの?

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プリザーブドフラワーはワイヤリング作業が必須

プリザーブドフラワーは、お花の部分だけが加工された状態になっているので、アレンジを作る際には茎の部分を作るワイヤリング作業が欠かせないのです。

「花束は出来ないのですか?」というお問い合わせをいただくこともありますが、茎の部分がないので、生花の花束のように茎が長く大きめなサイズは難しいです。
ワイヤーで支えて、ウェディングブーケのような茎の短いタイプなら制作することは可能です。

薔薇のワイヤリング

ワイヤリング作業は、全てのお花に行っています。
薔薇の場合は、花のすぐ下に少しだけ茎がついているので、その部分にワイヤーを通して、花の部分にもワイヤーを通します。

当初は茎部分にだけワイヤーを通していたのですが、花びらが茎から取れてしまうことなどがあり、花部分にもワイヤーを通して花びらが落ちないように固定しています。

ワイヤーを通したら、フラワーテープという専用のテープがあるので、そのテープで巻いていきます。

これで、ワイヤリングが完成です。
この状態で、アレンジ用のスポンジに挿してきます。
ワイヤーの太さは細すぎると安定しないので、お花にあわせて太さも調整しています。


薔薇以外の花のワイヤリング

薔薇以外のお花は、お花の形などに合わせて、ワイヤリングの仕様を変更しています。

ピンポンマムやダリアは、ワイヤーの先を丸めて花の下部分にグルー(ホットボンド)で接着します。
デンファレは花の中にU字にしたワイヤーを通します。
ジャスミンは花の下部分にワイヤーをクロスに通します。

こちらも、ワイヤーの上からフラワーテープで巻いて完成です。

ワイヤリングは、全ての花に施していきます

お花の種類によって少しずつワイヤリングの仕方は違いますが、お花が固定されて茎部分ができれば完成です。

趣味で楽しむ方などは、ワイヤリングの方法は、プリザーブドフラワーの本などにも詳しく載っているので、参考にされたらいいと思います。

このように、1本1本ワイヤリングの作業をして、アレンジを制作しています。
細かい作業が多いのですが、手間をかけた分、出来上がると達成感もあって、本当に嬉しいです(^^)

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